こんにちは!WELLNOVA編集部です!先日、看護師の病院選びの基準にしているものは何か?という記事を見ていました。その中で、共通して教育体制やキャリアアップ制度、職場環境、人間関係という基準が多い点に気が付きました。そこで今回は、上記の言葉につながるような魅力的な取り組みはどのようなものがあるのかを調べてみました!この記事が皆様の採用活動の参考になれば幸いです!1.病院内にユニクロ!?もう驚きですよね?なんと院内にユニクロがある病院があるとのことです。その名も、ユニクロ済生会中央病院店2022年3月16日東京都港区にある東京都済生会中央病院の1階にユニクロがオープンしました。この取り組みは、職員からの要望を受けて実現しました。病院内に店舗があることで、急な患者搬送時にも必要な衣類を迅速に準備できるようになりました。また、病院スタッフや患者家族が気軽に利用できる環境が整い、職場の利便性が向上しました。このような職員の声に耳を傾けた取り組みは、働きやすい環境づくりに大いに貢献しています。参考までに下記、記事のURLと店舗HPを記載させていただきます!■記事URL:https://senken.co.jp/posts/uniqlo-220317■店舗HP:https://map.uniqlo.com/jp/ja/detail/101017262.バスツアー形式の新入職員研修社会医療法人至仁会では2019年度の新入職員を対象に1泊2日の研修を行い、場所はなんと山中湖でバスツアー形式で実施されました。研修1日目は、アイスブレイクからビジネスマナーやコミュニケーションについての座学およびロールプレイングを実施し、新入職者・講師陣ともに時間を忘れて盛り上がったとのことです。2日目は、朝のラジオ体操から始まりチーム対抗「創意工夫カレー対決」を実施しました。カレー作りを通して、チームごとにディスカッション~担当決め~アイデア作り~調理~プレゼンテーションまで、調理を通して多くのことを学ぶことができたそうです。参加した新入職者からは、「みんなでたくさんの事をやり遂げられて、とても楽しかったです!」との声が続出しました。これもとても素敵な取り組みですね!病院や施設では配属先でのつながりやコミュニティしかなく、とても閉鎖的であるという言葉をよく耳にします。そんな中、新入職者同士の親睦を深めながら社会人へのマインドシフトをしてもらう、という目的の元、開催されたこのイベントは、その後の人間関係や職場環境、職員のモチベーションといったところに大きくプラスに働くのではないでしょうか?この他にも、至仁会では院内サークルや部活、次世代リーダー育成研修といった制度を設けており、働きやすい職場づくりにとても力を入れています。求職者にとっても、とても魅力的ですね!下記、参考にさせていただいたHPを記載させていただきます。法人HP:https://sijinkai.com/3.クイズ大会形式の研修!?医療法人社団真仁会は新入職員を対象とした研修会において、ユニークな方法を取り入れることで職員の学びを深めていました。なんと、ナースコールを改良して作った押しボタンを用いてのクイズ大会形式での研修です。少し突っ込みどころがありますが、病院ならではといった形で面白い取り組みです。チーム制で競われ、出題されるクイズは、国家試験で出題された問題や、薬の取り扱い方、患者さんへの対応など、知識を問うものや実践的な内容を出題されました。例えば、「糖尿病のAさん。検査のため、朝、欠食でも薬(血糖を下げる)を飲んでしまった。あなたはどうする?」「昨日、一緒に働いていた看護師がインフルエンザに罹患していた!さあ、どうする?」など、具体的なシーンを題材にした問題を出し合います。正解するとチームには得点が与えられます。どのチームも好成績を狙って、時には声を出して悔しがる看護師や、正解に大喜びする検査技師、不正解のペナルティとして回答権がなくなった方は、「あちゃー」とひょうきんな表情を見せていました。楽しいムードで行われているものですが、これはれっきとした研修会です。正解発表の際には、教育担当の職員が丁寧に解説し、一つひとつの問題に対して新入職員たちがしっかりと理解を深めている様子でした。これもとても素敵な取り組みですね。特に、この研修はチーム制で行われたため、仲間意識が芽生えるきっかけとなったのではないでしょうか。医療はチームケアで行われるため、同じ職場で働く者同士、信頼しあい、協力して職務を全うしていくということが必要不可欠です。また、採用活動において求職者が求める条件の中で、人間関係の良し悪しはとても大きなものとなっています。院内の雰囲気や空気感はその職場にいる職員たちが作っているといっても過言ではありません。例年から、このような取り組みをしていることで、職場の雰囲気も良好なものとなり、求職者にとっても魅力的に映るかもしれません!参考記事:https://www.carecom.jp/smile/iroiro/sien_sinjinkai.html4.ほめほめカードで職場の雰囲気向上大阪急性期・総合医療センターでは「ほめほめカード」を導入しています。2008年から、このセンターでは一人ひとりの良い取り組みに気づき、評価し、共に学ぼうと 「ほめほめカード」というものを始めたそうです。このカードは職員同士で、どんな些細なことでも相手の良いところを見つけ、カードに記入し、投函するものとなります。相手のアラ探しではなく、どんなに小さくても良い点に目が向くようになり、そのことがスタッフ間の潤滑油となって職場の雰囲気も明るくなり、モチベーションアップにもつながっているとのことです。また互いを認めるエッセンスになっているようで、職場の活性化につながります。3月にはほめほめカードの表彰式が行われ、職員への表彰が行います。職員からは、「ほめほめカードを書こうと意識することで、同僚の良いところを見つけることができました」「落ち込んでいましたが、ほめほめカードで自分が役に立っているのだと気づかせてもらえてうれしかったです」などの声があり、贈ってうれしい、もらってうれしいカー ドとなっております。この取り組みは職場の環境だけではなく、職員のモチベーションアップにもつながる素晴らしい取り組みですね。互いの良いところを見つけ、称え合えるこの職場はとても魅力的に見えるのではないでしょうか。参考記事:https://www.nissoken.com/setsugu/syoukai/2-5.pdf5.まとめ今回は、組織を強化するためにユニークな取り組みを行っている病院をご紹介しました。職員の声に耳を傾けた店舗の設置や、楽しく学べる研修プログラム、互いを認め合う仕組みなど、さまざまな工夫が施されています。これらの取り組みは、職場環境の改善やスタッフのモチベーション向上に繋がり、結果として採用活動にも良い影響を与えています。小さな工夫でも組織を強くする大きな力となりますので、ぜひ参考にしてみてください。医療介護業界での採用にお悩みの方は、ぜひ私たちにご相談ください。専門の担当が最適な支援を提供し、採用活動をサポートいたします。詳しくはホームページやSNSをご覧ください!