こんにちは!WELLNOVA編集部です!今回は、医療・介護業界でサイトはなぜ大切なのかについて書いていきます。サイトを持っていない方、まだ持っていないが検討している方など経営者や採用担当者の方はもちろん、WEBに詳しくない方にも参考になれば幸いです。はじめに医療・介護業界において、人材の確保は常に重要な課題です。特に小中規模の医療介護施設では、限られたリソースの中で効果的な採用活動を行うことが求められます。そこで、自社のサイトの整備と運用が大きな役割を果たします。本記事では、医療・介護業界におけるサイトの重要性と制作会社の選び方などについて、分かりやすく解説いたします。1.サイトとは?突然ですが、サイトとホームページの違いはご存知でしょうか。よく「うちのホームページを見て」と言われるように、ホームページという言葉は、WEB全体を指すものとして使われがちです。しかし、厳密にはホームページとサイトには違いがあります。ホームページは、サイト全体の中で一番最初に表示される入口となるページのことを指します。例えば、あなたの施設名で検索して最初に表示されるトップページがホームページです。一方、サイトは、ホームページを含む複数のページ全体をまとめたものです。トップページ以外にも、施設概要、スタッフ紹介、サービス内容、採用情報、よくある質問、スタッフの声など、多くのページが集まって1つのサイトを構成しています。つまり、ホームページはあくまでサイトの中の1ページに過ぎず、サイトは施設全体を映し出す情報の集合体なのです。2.サイトはなぜ重要かではそのサイトがなぜ重要なのかというと、しっかりと情報が充実している、導線設計がされているサイトをもつだけで、採用や新規利用者獲得に効果を発揮するためです。医療介護業界においては、採用も営業も年々難易度が上がっています。特に採用においては、看護師や介護士といった専門職の有効求人倍率が高いまま推移しており、競争が激化している状態です。厚生労働省のデータでは、2026年頃には介護分野で25万人以上の人材不足が予測されています。出典:「第9期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数について(令和6年7月12日)」ー厚生労働省また、求職者の動きも多岐にわたっており、ハローワークで探す人やSNSで探す人など、転職活動が多様化しています。その中でサイトが重要な役割を担うようになっており、実際に現役の介護士・看護師から集めたアンケートでは、応募をする前に企業のサイトを見る割合が約9割にもなります。3.なぜ医療・介護業界でサイト整備が採用強化につながるのかでは、なぜサイトをしっかり作ることで採用が強化できるのでしょうか。その理由を解説していきます。・求職者に知ってもらえる機会が増える今や求職者は、スマートフォンで「○○市 訪問看護 求人」や「○○県 介護施設 働きやすい」などと検索し、検索結果に表示された上位のWEBサイトを主にチェックします。反対に、WEBサイトがでてこない場合には存在が知られず、転職先の候補になりにくい状況が生まれてしまいます。もちろん指名検索の数が多い場合は、安定して流入を獲得できますが、事業所があまり周辺に知られていない場合は、指名検索の数も伸びないため、知ってもらう機会を逸してしまいます。そのため、しっかりと求職者が調べそうなワードをイメージして、調べたときに検索結果に表示されるサイトをつくることで、知ってもらう機会、また応募してもらう機会を増やすことに繋がります。・事業所のブランドや強みを発信できる医療・介護分野は事業所形態が同じ場合、未経験の方から見ると違いが分かりにくい部分がありますが、実際は理念や働き方、教育制度など事業所ごとに個性があります。 サイト全体で、例えば在宅ケアに強い、看護師・介護士・リハの多職種連携が密、キャリアアップ支援が充実など、独自の強みをしっかり伝えることで、共感する人材が集まりやすくなります。求人広告や求人サイトに少しの情報を載せるだけでは伝わらない細やかな点も、自社サイトなら自由に発信できます。自分たちの強みをあらゆるページで伝えることで、共感する人材や採用したいターゲットに訴求することができます。・現場の声を直接発信でき、ミスマッチを防ぐ求人票だけではわからない現場の雰囲気を、スタッフインタビューや1日の業務の流れ、先輩職員のコメントなどをサイト上で伝えられます。例えば、サイトにスタッフが語る在宅ケアのやりがいや、看護師の1日の流れなどを載せれば、求職者は働く前から具体的なイメージを持つことができ、入職後のギャップ(ミスマッチ)を減らせます。ミスマッチが減れば、定着率も自然と向上していきます。4.良いサイトを持つには?見やすいデザイン、求職者が知りたい情報が載っているサイトを作るためには、いくつかの方法があります。それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在しますので、以下に詳しく説明いたします。①自社でサイト製作メリットコストが低い:外部に依頼するよりも費用を抑えることができます。特に予算が限られている小規模施設にとっては、経済的な選択肢となります。内製化による継続的な改善:自社で制作・管理することで、必要に応じて迅速に改善や更新が可能です。スタッフのフィードバックを反映しやすく、現場のニーズに即したサイト運営が行えます。デメリット時間と専門性が必要:ウェブサイトの制作には時間がかかり、専門知識がない場合は制作に困難を伴います。特にデザインやSEO対策など、専門的なスキルが求められる部分で苦労する可能性があります。効果が出ない可能性:作ったサイトが思った通りに役立たないことがあります。導線設計や求職者への訴求が明確に発信できていない場合、直接応募の獲得など期待した効果が得られない可能性があります。②知り合いやフリーランスにサイト制作を依頼メリットコストの削減:制作会社に依頼するよりも安く済ませることができます。特に知り合いや信頼できるフリーランスを利用することで、費用を抑えつつある程度質を担保したサイト制作が可能です。工数の削減:自分で作るよりも手間を省くことができます。フリーランスに依頼することで、専門的な部分を任せ、事業所側は運営や管理に集中できます。デメリット知見不足のリスク:業界や採用、サイト運営に関する知識が不足していると、期待通りの成果が得られない可能性があります。業界知識や目的にそった知見がない場合、サイトのパフォーマンスが低下してしまいます。選定の難しさ:現在多くのフリーランスがサイト制作サービスを展開しています。適切なフリーランスを選ばないと、費用だけが無駄になる恐れがあります。③サイト制作会社に依頼メリット高品質なサイトの実現:フリーランスよりもしっかりとしたサイトを作成できる可能性が高いです。プロフェッショナルなデザインや高度な機能を備えたサイトを提供してくれます。充実したアフターフォロー:制作後のサポートが手厚く、安心して運用できます。問題が発生した際にも迅速に対応してもらえるため、長期的な運営がスムーズに行えます。デメリット費用が高い:他の方法に比べてコストがかかります。特に高品質なサイトを求める場合、初期費用や維持費用が高額になることがあります。知見不足のリスク:業界や採用に関する知識がない場合、期待通りの成果を得られないこともあります。制作会社とのコミュニケーションが不十分だと、事業所のニーズに合わないサイトが完成する可能性があります。4.フリーランス、制作会社の選び方サイト制作を外部に依頼する際には、適切なパートナー選びが重要です。以下のポイントを参考に、信頼できるフリーランスや制作会社を選びましょう。①サイト制作の目的に沿った知見を持っているか採用に特化しているか:採用サイトを目的とする場合、採用に関する知識や経験が豊富なパートナーを選びましょう。応募率を高める導線設計や求職者心理を理解している制作パートナーは、効果的なサイト設計を提案してくれます。集客に強いか:集客を目的とする場合、SEOやマーケティングに強い制作会社が適しています。検索エンジン最適化やコンテンツマーケティングに精通したパートナーは、サイトのアクセス数を増やし、流入者の増加に貢献します。業界知識の有無:医療・介護業界に特化した知識を持っているか確認しましょう。業界特有のニーズや課題を理解している制作パートナーは、より的確なサイト制作が可能です。②費用が高すぎないか(保守運用を含め)相場を理解する:一般的な制作費用の相場を把握し、予算に見合った提案を受けましょう。例えば100万円をかけても応募が増えない可能性もありますので、費用対効果を考慮することが重要です。見積もりを複数比較し、費用に見合った価値が提供されるかを確認しましょう。追加費用の確認:保守運用費用や追加機能の費用が明確になっているか確認しましょう。契約前に詳細な見積もりを取り、後から予期せぬ費用が発生しないように注意が必要です。引用:ホームページ制作の費用・相場を詳しく解説!【相場早見表付き】ーウェブステージ③実績はあるか制作実績の確認:過去にどのようなサイトを制作してきたか、具体的な事例を確認しましょう。特に医療・介護業界での実績があるかどうかが重要です。実際のサイトを閲覧し、サイト全体の見た目が統一感あり信頼感を与えられているか、デザインが綺麗かだけでなく、応募ボタンなどの表示が分かりやすいか、求職者の方が迷わずにサイトを操作できる作りになっているかなどの導線設計の部分も含めて評価すると良いでしょう。制作実績に関しては、最低でも10件以上あるといいでしょう。効果が出た実績:単にサイトを作成するだけでなく、実際に採用効果が上がった事例があるかどうかも重要です。成功事例やクライアントの声を参考にし、期待する成果を達成できる制作会社かを判断しましょう。5.弊社のサイト制作について効果的なウェブ戦略を実現するためには、専門的な支援が不可欠です。合同会社WELLNOVAは、医療・介護施設向けに特化した採用支援を提供する企業でサイト制作サービスも行っており、多数の制作・応募獲得実績があります。以下に、特長をご紹介いたします。採用屋さんがつくるので採用に関する効果は絶大WELLNOVAは、採用の専門知識を持つスタッフがサイトを制作します。採用に特化したコンテンツや設計により、サイトを訪れた看護師や介護士の方々が応募したいと思ってもらう、応募したいと思ったときに簡単に応募できるサイト制作が可能です。求人情報や会社概要だけでなく、従業員インタビューや採用FAQといったコンテンツ制作、スマートフォンで見ても応募しやすいボタン配置などの導線設計を通じて、応募者がスムーズに応募できる環境を整え、効果のでるサイト制作をご提供可能です。月の費用が安く、アフターフォローも充実WELLNOVAは、視覚的に魅力的で操作が簡単なサイトをリーズナブルな月額費用で提供し、制作後のアフターフォローも手厚くサポートします。以下金額の一例になります。これにより、初期投資を抑えつつ、長期的なサイト運営が可能です。保守運用に関しても月額5000円で提供しており、定期的なサイトの更新やコンテンツの追加、SEO対策の強化など、継続的なサポートをさせていただきます。また、トラブルが発生した際にも迅速に対応するため、ご利用者様や患者様、ご入居者様へのケアに集中することが可能です。実績多数!地域や施設形態に限らずご支援しておりますWELLNOVAは、多くの医療・介護事業所に対してサイト制作を行い、公開後短期間での応募増加を実現しています。例えば、関東エリアで調剤薬局等の事業所を複数展開しており、従業員数100名以上のお客様においてはサイト公開後1ヶ月後で30件の応募を獲得した事例があります。また、関西方面の訪問看護ステーションでは100万円以上かけてサイト制作したものの直接応募が全く生まれない状況から、弊社ご支援後、2ヶ月で直接応募を獲得した事例もございます。その他様々な事業所様をご支援しておりますので、詳細は以下よりご覧ください。→WELLNOVA採用支援実績ページ6.まとめ医療・介護業界における人手不足は、地域医療や介護サービスの質にも直結する深刻な課題です。従来の求人票や人材紹介会社に頼るだけでは、十分な人材を確保することが難しくなっています。そういった状況の中で自社サイトの制作と運用は、採用面でも営業面においても事業所運営に不可欠なものとなっています。この記事が皆様の参考になれば幸いです。