こんにちは!WELLNOVA編集部です!今回は看護師採用の無料媒体について解説していきます。お金をかけて有料求人広告を利用するのも良いですが、まずは無料の媒体から始めたいという方もいらっしゃるでしょう。実際に過去は無料で掲載するだけで採用が進んでいました✨それぞれの媒体について、おすすめターゲットも記載しておりますので、募集を出すご予定の方、採用をさらに進めたい方、ぜひご参考にしてみてください。1.ハローワーク看護師の採用において、全国的に強い力を持っている媒体、ハローワーク。厚生労働省が運営母体となり、各県の労働局が管理している媒体で、看護師に限らず幅広い職種の求人を扱っています。令和3年度実績で新規求職者数449.2万件、新規求人数862.5万件、就職件数112.7万件となっており、多数の求人と成約を誇ります。また、令和5年現在、全国に544か所の窓口があり、幅広い年代が利用しています。求職者目線だと、失業給付の手続き等で訪れる機会があるため、認知を広げる意味でもおすすめです。ハローワークは特に地方ではまだまだ根強い人気があり、特に50代~60代の看護師が転職に使うケースも多くあります。しかし現在は、ただ求人を出すだけでは、昔ほどの効果がない状況です。今まではハローワークに求人を出していれば、勝手に応募が来て採用が完了するという状況がありましたが、若い方を中心にハローワークという選択肢が弱まったこと、また、人材紹介会社の利用が加速したことで、求人を出稿するだけでは採用が難しいというのが現状です。採用ターゲットや地域によってはまだまだ有効なので、まだ活用されていない方はぜひご利用してみて下さい。〇おすすめターゲット・地方に住む40代以降の看護師┗地方ではまだ人材紹介が根を張っていないのでチャンスあり2.インディードインディードはリクルートホールディングスが経営母体の求人検索エンジンとなります。単なる従来の求人サイトではなく、検索エンジンとなっているため、様々な媒体で出稿されている求人を一括で調べることのできるツールとなっております。GoogleやYahoo!の求人専門バージョンと捉えていただいた方がイメージが近いと思います。昨年のデータでは、月間4100万人が利用しており、求人に関しても月間で500万件以上が追加されており、国内最大の求人検索エンジンとなっています。検索エンジンのため、Googleと同様に広告費を払えば表示回数を増やすことも可能ですが、無料で利用することも可能です。若い方からベテランまで利用しているツールであり、Googleでも上位に表示されるようになっているため、認知から採用までを考えても利用することをおすすめします。ただ1点、無料で利用する場合、有料に比べてかなり見づらい位置に求人が表示されるため、注意が必要です。インディードは検索エンジンのため、SEOの観点で求人の改善をしていくことも大切になります。〇おすすめターゲット・20代~50代の幅広い層┗スマホやインターネットを活用する層に広く認知可能3.ナースセンターナースセンターは各都道府県看護協会が運営する無料の求人媒体です。こちらはインディード等とは違い検索エンジンではなく、看護師専門のハローワークという形になります。全国にある点、無料である点はハローワークと同様で、大きく違う点は看護師専門という点です。令和4年東京都ナースプラザのデータでは、20代~30代というよりも、40代以降の利用者が多い状況です。無料で利用できる点、看護師のみに絞れる点ではとても優れた媒体です。しかし、採用ターゲットが20代~30代になる場合は、少し媒体としては適切でない印象です。クリニック、行政、デイサービスと比較的人気の強い事業所形態以外にも、訪問看護や病院に興味を持っている人も一定数いるようなので、そういった事業所形態を運営されている方は、登録してみる価値はあるかもしれません。〇おすすめターゲット・30代の子育て層、40代以降の離職中層┗すぐに動ける方が多いので、すぐに人が欲しい方にアプローチ可能4.求人ボックス求人ボックスはカカクコムが運営する求人検索エンジンとなります。こちらもインディードと同様に検索エンジンとなっており、月間で800万人が訪問するツールとなっております。インディードと違うところはほとんどなく、無料で掲載できる点、多くの方が利用されている点、有料プランも存在するという点、それぞれかなり似通ってます。しかし、検索エンジンということで上位表示されるか否かについては、それぞれで違いがあります。なのでインディードで上手くいかなくても、求人ボックスで上手くいく可能性があり、出稿するのであれば両方利用しつつ、それぞれの特徴を掴み運用していくことが重要になります。求人ボックスは、「情報の充実度」「検索キーワードとのマッチ度」「情報の新鮮さ」「ユーザー行動」の4つの軸で求人が評価され、表示求人が決定されます。インディードでは、具体的に求人の評価軸は明かしていませんが、「検索キーワードとのマッチ度」、「ユーザー行動」が関係しているのでは、と分析されています。各媒体の強みをつかみ、地道に運用していくことが採用力の強化には必要となります。〇おすすめターゲット・関東や近畿エリアに住んでいる20代~40代の広い層┗特に30代~40代が一番多いので、そこへのリーチが強い5.その他・フリージョブフリージョブは医療介護業界に特化した無料求人プラットフォームで、看護師や介護職の募集に強みを持っています。登録や求人掲載が簡単で、中小規模の医療施設でも手軽に利用可能です。豊富な求人情報が掲載されており、専門性の高い求職者とのマッチング精度が高い点が魅力です。昨年度の実績では約10万件の求人が掲載され、月間訪問者数は200万人を超えています。また、応募者管理ツールや求人最適化サポート機能が充実しており、採用活動の効率化を支援します。成約率も高く、多くの企業が短期間での採用成功を報告しています。一方、無料利用者が多いため競争が激しく、掲載順位が低くなりやすい点が課題です。新規開設の医療施設や地方の医療機関、急募ポジションに特に適しており、他の無料媒体と併用することで採用力をさらに強化できます。フリージョブを活用することで、専門性の高い人材を効率的に採用し、医療介護現場の人材不足解消に大いに貢献できるでしょう。〇おすすめターゲット・全国に住んでいる20代~50代の広い層┗特に30代~50代、経験豊富な中堅層が多い┗特に都心部や地方医療拠点での需要が高い6.まとめ今回は看護師採用におすすめな無料媒体について解説いたしました。昔は無料媒体のみで採用が上手くいっておりました。ですが、現在採用一つを切り取っても多くのサービスが提供されており、世の中に普及しています。そのような状況で、一つ一つの事業所が採用力を強化していくことが重要となっております。