こんにちは!WELLNOVA編集部です!今回はローカルSEO・MEOについて基本情報やメリット、SEOとの違いを解説していきます!みなさんローカルSEOやMEOという用語を聞いたことがありますか?MEOとは少し定義があいまいで、MEO単体で認識される場合と、ローカルSEOの一部として認識される場合があります。ただ地域に根差した価値提供をしている店舗や事業所には、認知を広げるとても大切な施策であることに間違いはありません。今回はそんなローカルSEO・MEOについて基本から解説していきます!・興味あるけど詳しく知らない・具体的に何をしたら良いかわからないという方、ぜひご覧ください。〇MEOとは?改めてMEOの基本を解説します!MEOとは、Map Engine Optimizationの略語で、「マップエンジン最適化」と訳されます。具体的には、Googleマップの検索(ローカル検索)結果で企業情報や店舗情報を上位表示させたり、上位表示させるために行う様々な施策を指します。MEOは日本固有での呼称であり、海外では「ローカルSEO」と呼ばれます。前述の通り、日本ではローカルSEOをさらに細分化してMEOと使われているケースがあります。またローカルSEOはSEOの中の一部になり、特定の地域を含んだ検索(ローカル検索)において上位に表示されるように最適化を行うことになります。以下の図のようなイメージとなります。画像の通り、MEOはローカルSEOの一部という認識で問題ないかと思います。ローカルSEOは特定のワード、例えば「渋谷 カフェ」などの限定的な検索がされたときに上位に表示されるように最適化を行うことで、MEOはGoogleマップに特化した最適化になります。なのでMEOだけで行うのではなく、広くローカルSEOを行うことで、Googleマップにも、ローカル検索にも対応が可能です。〇そもそも医療・介護業界にローカルSEOやMEOは必要か?ローカルSEOやMEOは主に飲食店や小売店が行う最適化で、メインは集客目的で使われます。医療や介護を運営している方は検索に上位表示され、事業所の認知が広がっても仕方がないと思われるでしょう。しかし例えばクリニックでは、認知拡大により受診する人が増えます。おそらくクリニックを検索するときに、「○○市(地名)クリニック」という形で検索されるので、そういったローカル検索がされた場合に上位表示されることは、集患に活用できます。またその他の医療機関や介護施設、在宅事業所においても、「○○市(地名)病院」や「○○市(地名)訪問看護ステーション」といった形で利用者やケアマネージャーが検索するケースがあるはずです。その際にしっかりサイトが表示されるか否かで信頼度、依頼の機会を得る可能性が広がります。また採用においても「○○市(地名)施設 求人」といった検索がなされたときに、下位に表示されるか、上位に表示されるかで応募数が変わってきます。そのため医療・介護業界の事業所でもローカルSEOやMEO対策をすることにメリットがあるのです。〇ローカルSEOやMEOがおすすめな理由■SEOより競合が少ない:MEOやローカルSEOは、自社の周辺エリアやターゲットエリアに絞って上位表示を目指すため、全国規模で競合するSEOよりも競争率が低くなります。また、Googleの検索結果にはローカルパック、ナレッジパネルといった特殊な表示形式があるため、SEOで上位表示される強いサイトよりもローカル検索では優先的に表示される可能性が上がります。■周辺ユーザーへの認知拡大や採用に直結しやすい:ローカル検索の結果は、ユーザーの位置情報や地域名を踏まえて検索結果が表示されるため、ニーズがある程度顕在化している層が検索することとなり、認知拡大や採用に活かしやすいという特徴があります。また、口コミ評価などを見せることで、ユーザーの信頼感や興味を高めることができます。そうすることで、ユーザーがサイト閲覧や応募につながりやすい状況を作ることができます。■効果が出るまでの時間が短い:前述の通りMEOやローカルSEOは、SEOという広い領域の一部です。競合の多いSEOより、施策が限られており、しっかりと最適化を実行すればSEOよりも早く効果が出始めます。SEOは全国規模に効果を及ぼすため成功すれば、多くの認知獲得ができますが、その分効果が出るまでやらなければいけないことが多々あり、1人で全てやりきるのは難しいのが現状です。〇具体的に何をするべきなのか?ここでは具体的にどのようにローカルSEOやMEOを行うのか、簡単にご説明いたします。ローカルSEOの対策方法は、主に下記3つがあります。・Googleビジネスプロフィールの登録・最適化・Webサイトの最適化・オンライン、オフラインでの認知拡大それぞれ解説していきます。■Googleビジネスプロフィールの登録・最適化:Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供しているサービスで自社のビジネスや店舗に関する情報を入力して、GoogleマップやGoogle検索で表示させることができるというものです。このGoogleビジネスプロフィールを登録し最適化を行うと、Googleから正しく認識され、ローカル検索がされたときに正確に表示されます。具体例の前に注意点が一つあります。入力の際に事業所名について小文字が大文字になってしまったり、電話番号や住所のハイフンが抜けていたりするとGoogleが上手く認識しません。ホームページやSNSで登録している住所や事業所名でしっかり統一することが重要となります。最適化の例としては以下になります。・ビジネス名(社名や事業所名)、住所、電話番号などの基本情報を正確に入力する・カテゴリやビジネスの説明、営業時間などの詳細情報を入力する・事業所の写真や動画を追加する・口コミを投稿してもらう、もらった口コミに返信する・Google Q&Aに回答する■Webサイトの最適化:次にWEBサイトの最適化です。WEBサイトの最適化例は以下の通りです。・地域名を含むキーワードをサイト内の本文などに配置する・サイト内に地図やアクセス方法などの情報を記載するそのほか、構造化データの活用などもありますが、専門的なプログラミングの知識が必要となるので割愛いたします。■オンライン、オフラインでの認知拡大:最後にオンライン、オフラインでの認知拡大です。GoogleはSNSや口コミが多い事業所を上位に表示する傾向があります。そのため、ユーザー認知だけでなく、Googleからの認知評価をあげるための施策を以下に記載します。・口頭やチラシなどで口コミ投稿やSNSのフォローなどを呼びかける・地域イベントやチャリティ活動などに積極参加して、地域社会への貢献度を高める〇ローカルSEO、MEOを行う注意点■さくら口コミ:口コミが多ければ、Googleからも評価され上位に表示されますが、さくらを雇い偽の口コミを大量に投稿することはやめましょう。さくら業者も多く存在しますが、Googleがさくらを検知すると処罰対象になります。さくら業者に依頼するくらいであれば、MEOやローカルSEOを行わない方が良いでしょう。■ビジネス名を正確に記載しない:Googleビジネスプロフィールでは登録の際に、ビジネス名(会社名・事業所名)の入力を求められます。ここには正式名称を記載しましょう。例えばビジネス名に、人気な居酒屋、高級焼き肉が魅力、など正式なビジネス名以外のワードを入れると、これもGoogleから処罰の対象となります。ビジネス名によく検索されるワードを入れると、上位表示に有効ではあります。例えば「新宿 人気 居酒屋」という検索のときに、確かに上位に表示されます。しかし数年前は厳重に処罰されなかったものの、現在は永久的にGoogleビジネスプロフィールが使えなくなるなど厳しく対応されます。■悪徳業者に注意:先ほどのさくら業者や、ビジネス名に人気ワードを入れるなどの代行を行う業者やコンサルが存在します。一時的に上位表示されるかもしれませんが、Googleに見つかったり、ユーザーからの通報があれば大きな代償を払うこととなります。そのためMEOやローカルSEOのコンサルや代行を受けている場合には、上記の点がしっかりしているか確認が必要です。■ローカル検索以外にはあまり強くない:ローカルSEOやMEOはローカル検索に対する最適化です。そのため、地域名が入っていないなどの通常の検索で効果を発揮するものではありません。もし通常の検索で狙いたいワードがある場合は、ローカルSEOではなくSEO対策を優先的に行う方が良いでしょう。〇まとめ今回はローカルSEO、MEOについて解説しました。ローカル検索に対して最適化を行うことは、飲食店や小売店だけが行う時代ではなくなっています。また認知拡大は、採用にも活かせるポイントが大いにあります。しかし悪徳業者もいる中で、1人でMEOなどを行うことは中々難しいのが現状です。WELLNOVAでは新サービスとしてMEOやローカルSEOを行っております。前述の通り採用においても認知拡大は大きなメリットがあります。もしご興味をお持ちいただけましたら、遠慮なくご相談ください。